「家康と正信」を読みました
本多正信は家康と同じことを考えるようになりたい、と願い、家康の脳の一部になって考えることを目指し、実際に家康から様々なことを命じられるようになると、それに喜びを感じるようになります。
そのため、阿吽の呼吸とも言われるくらい、家康が何を考え、何を伝えたいのかが分かるようになる反面、武功派の武士達からは敬遠されます。元々家康の部下は武功派が多く、本多正信のような部下は非常に稀有で価値がある、ということに家康自らが気づいており、そのため重用された、ともいえます。
この本では最後に大久保忠隣を失脚させてしまったことに家康が怒り、本多正信を敬遠するような感じになっていますが、それも本多正信を買っている家康が、忠隣をなぜ失脚させなければならない事態にしてしまったのか、ということを責めているような感じで、高い評価だったことの表れともいえると思います。
お勧め度は★★★☆☆です。
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