「向う疵 北条氏康」を読みました
この本では女性についても多く書かれています。
北条早雲の命をねらった早雲の娘である香沼姫、その娘であるはやき姫、氏康の姉であり吉良頼康に嫁いだ崎姫、そして氏康の命をねらった、妹であり足利晴氏に嫁いだ晶姫などが登場します。
北条の家を考える者、北条に敵する者などそれぞれの立場でいろんな意見が登場して、女性も戦国の世を生きてきた、という様子が描かれています。
また、この本では、北条家が常に京との敵とならないように苦慮してきた様子が描かれています。
早雲も堀越公方を滅ぼしたものの、急激に関東を治めるのではなく、徐々に浸透していく戦術を取りました。
氏康は当初同様に、古河公方を滅ぼさないように苦慮しますが、一方で、京から軍に攻め込まれても大丈夫なように、小田原城の城郭を大々的に拡張していきました。
であれば、なぜあれほど拡張したのか?という問いにも答えられそうですね。
ページ数は少ないですが、各武将の心理もよく書かれていて、面白かったです。
お勧め度は★★★★☆です。
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