「真田信之」を読みました
この本では傾き者で有名な前田慶次郎も出てきます。
武田家が滅んでからは織田家配下の滝川一益に組み込まれるのですが、そこに登場する前田慶次郎からも器量を認められる存在となります。
秀忠の代になり、上田・沼田より、松代に転封され、加増されます。
一般には秀忠に恨まれて、ということですが、ここに出てくるのような、信之が他の大名に一目置かれ、領民からも信頼の厚い大名をそのままにしておくのが嫌だった、という理由の方がもっともらしい、気がします。秀忠からの信頼は厚かったと思いますので。
最後に、松代・典厩寺の話が印象的でした。
一般には、武田信玄の弟典厩信繁の墓を作ったことで有名ですが、その横にある一回り小さな墓は弟である信繁の墓だというものです。
名前の通り、弟の名前は信玄の弟である典厩信繁から取られたものですが、さすがに信繁をまつったとはできないので、徳川家のために捨てた「幸」と遺髪を持ってきた村松の「村」をあわせて、「幸村」という人物を奉ったお墓とした、というものです。
しかし、いつからか幸村は弟である信繁だ、ということが語り継がれ、今では本名である信繁という名よりも幸村の方が有名になてしまった、というのが面白いですね。
お勧め度は★★★★☆です。
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戦国もの@読んだ本紹介
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